映画「最終目的地」ジェームズ・アイヴォリー
名画、おそらく時を経ても何度も観るであろう映画です。
ジェームズ・アイヴォリー監督による文芸ドラマ、
今回はウルグアイ、鬱蒼と茂るジャングルのなかの館が舞台です。
「眺めのいい部屋」「ハワーズ・エンド」「日の名残り」「上海の伯爵夫人」どの作品も何度観ても見飽きない。
それは、ちょっとした風景であったり、テーブルに置かれた小物であったり、聴きすごした会話であったり、観るたびにまた何か新しい発見があるからでしょう。
アンソニー・ホプキンスの臭い演技にはいささか辟易しますが、女優陣がいい、
ローラ・リニー、シャルロット・ゲンズブール、アレクサンドラ・マリア・ララそれぞれ名演ですね。
真田広之も好演です。
(ウィキペディアより)
若き伝記作家オマーは、自殺した作家ユルスの伝記執筆を願っていたが、作家の遺族からは拒絶されてしまっていた。諦めきれない彼は、亡き作家が遺した邸宅がある南米ウルグアイへと向かう。そこでは作家の兄アダム、作家の妻キャロライン、作家の愛人アーデン、アダムのゲイの恋人ピートが奇妙な共同生活を送っていた。オマーは彼らから伝記執筆の許しをもらうために、しばらくの間共に過ごすことにするが、その内に恋人がいる身でありながら、アーデンと惹かれあってしまう。また、他の住人もオマーの出現により、今後の自らの人生(最終目的地)について考え、それぞれの決断を下すのだった。