minerva2050 午後の愉しみ

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「永遠のマリア・カラス」

地方に住んでいますとなにせ会場が遠いのと、オペラ公演を観にけるほど経済的余裕はありません(こっちが本音か)ので

 

どうしても映画館でのライブビューイングかテレビ放送で楽しむことになります。

 

それにしても最近震えるほどの感動を受ける舞台に接していません。

 

 

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では映画「永遠のマリア・カラス」はどうでしょう。

 

話はこうであってほしいという監督・脚本:フランコ・ゼフィレッリのフィクション、

 

晩年のカラスをよく似た女優が歌はクチパクで演じるといういかがわしい映画のはずが、

 

カラスの歌声が聞こえ始めると女優のはずが本物のカラスに見えてくるから不思議です。

 

舞台で演じたことのないカルメンの場面では完全にカラスのオペラになっています。

 

まさにディーバですね、

 

これはゼフィレッリの想像力の賜物です。

 

ほとんどが嘘でも声さえ本物ならカラスはよみがえる、観客に感動をあたえられるという確信だったのでしょう。

 

実際、映画は期待通り成功を収めたのです。

 

 

結局、今日のオペラに飽き足りなければ、カラスのレコードを聴くことになります。

 

 

ただ、ドラマではまるで日本公演の失敗が引退の理由のようになっていますが、1974年にはエネルギーのほとんどをアメリカ公演に費やしています。ゼフィレッリのアジア差別には不愉快なシーンが多くあります。