別館三号室の男 コリン・デクスター
別館三号室の男 (ハヤカワ・ミステリ文庫) (1994/06) コリン デクスター 商品詳細を見る |
「道が間違っているのに、走ってなんになる?」ドイツの諺 213P
そうなんです、あいかわらずの迷走、モース主任警部。
顔にドーランを塗り、民族衣装をまとった奇妙な死体ーオックスフォードにあるホテルの別館で撲殺されていた男は、仮装大会の優勝者だった。モース主任警部は捜査をはじめるが、被害者は偽名で泊まっていたうえ、身元を示すものをいっさい持っていなかった。しかも同じ別館の宿泊客は、被害者の妻も含めて一人残らず姿を消していた…見知らぬ男女が集うホテルで起こった難事件にモース警部が挑む、人気シリーズ第七作。