HPより
正面に梅原龍三郎の傑作が8点ズラリ、それは壮観である。
梅原の主要なモチーフ「北京」「裸婦」「薔薇」から厳選されている。
とくに「裸婦」がいい。
梅原龍三郎、安井曽太郎、坂本繁二郎と「日本人の琴線ふれる」洋画を堪能した。
西洋近代絵画を手中のものとする悪戦苦闘後の結実である。
作品おのずと発する迫力が違う。
オーナーの趣味がよほど良くないとこうはいかない。
日本画では奥村土牛の「子牛」が良かった。
併せて「光風会展」があり、
卜部俊孝さんの「アトリエ」橋本一貫さんの「時」に
ディドロ美学の現代性を観た気分がした。