minerva2050 午後の愉しみ

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笑うショーペンハウアー (その2)

                     

随感録随感録
(1998/10)
A. ショーペンハウアー

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デカンショ節というのがありますね。

デカンショデカンショで半年暮らす

 あとの半年寝て暮らす

言うまでもなくデカルト、カント、ショーペンハウアーをもじった寮歌ですが、

哲学の系譜でならデカルト、カント、ヘーゲルと続くべきところ。

しかし「デカンへー」では空気漏れでしまりがありません。

ショーペンハウアーは草葉の陰で日本のこの寮歌の存在にさぞ喜んでいるでしょう。おそらくヘーゲルのまえに呼ばれる唯一の国でしょうから。

この「随感録」においてもあいもかわらぬヘーゲル批判は止まない、やれやれ、疲れを知らないショーペンハウアー先生。

いわく「ドイツ人がいま少し鋭敏であったなら、ヘーゲルの名声にただちにこの売女の厚化粧を見てとることができたはずなのだ」

おわりに先生の詩がいくつか載っている。

「なにぶんこれは文学的価値など要求できるものではありません。詩人と哲学者をかねることはできないからです」

ショーペンハウアー先生、あなたは詩人なのです、不本意ではありましょうが。