minerva2050 review

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量子コンピュータ Φからはじまる まずは量子暗号化から

001.100.111.000.・・・・Φ

絵具

量子コンピュータの誕生までにはあと10年はかかるといわれています。

そんな中、量子暗号の実用化は意外と早いと予想されていました。

米ID Quantique社の量子鍵配送による量子暗号化技術の商用化の成功は快挙でしょう。

なぜなら、大切なことは、キュビットが実用化されたという事実です。

10年後であれ量子コンピュータの実用化は、私たち一般人には縁のないことですが、

量子論的考え方が一般化するということ、「量子的不確定」を普通の人たちがを当たり前だと思うこと、

そういうパラダイムシフトがガツンと起きることに意味があると思うのです。

「Φ(ファイ)からはじまる」とは大きな社会変革のはじまり、と予言します。

 米アクロニスは9月28日、量子暗号ソリューションの世界的トップ企業である米ID Quantiqueと、高度な暗号解読の手法や量子コンピュータの出現による脅威から、企業を保護するために協力すると発表した。

 今後、アクロニスはID Quantiqueと連携して、量子暗号をアクロニスのクラウドソリューションに導入する。これにより、アクロニスは量子暗号を採用する業界初のクラウドデータ保護ソリューションプロバイダとなる。量子暗号の採用によって、企業のファイアウォールの外部やモバイルデバイス上で増え続けていくデータを保護するとともに、ハッカーやサイバー犯罪から、アクロニスのクラウド上とクラウドに転送する顧客のデータを保護する。

 具体的には、アクロニスのクラウドデータ保護を利用する顧客が、将来的なサイバーセキュリティの脅威やぜい弱性から保護されるように、アクロニスのデータセンターとのデータ転送で最高レベルの暗号化技術を採用する。また、量子鍵配送により、アクロニスの全世界のデータセンターをつなぐバックボーンネットワークに対して、将来的にも耐性のあるセキュリティを提供する。さらに、量子乱数ジェネレータで、ユーザーに対して高品質、高エントロピー、高セキュアな鍵を生成し、アクロニスの保護下にあるデータへの不正アクセスを防止する。(出典デジタル朝日)