minerva2050 午後の愉しみ

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建築家リカルド・ボフィルについて(建築家シリーズ1)

1990年、わたしはフランスパリ、スペインバルセロナ、フランスモンペリエを旅行しました。

ただただ建築家リカルド・ボフィル(Ricardo Bofill)の設計の建造物を訪ね歩くという贅沢な旅でありました。

リカルド・ボフィル、現在ではあまり知られない建築家ですが、日本では銀座資生堂の赤いビルが有名です。

ボフィル1

その原点は出世作となったバルセロナの集合住宅「ウォールデン7」、

ボフィルがサハラ砂漠を放浪していたときベトウィン族の衣装と砂丘の調和の美しさから発見した「赤」と言われています。

バルセロナ近郊の工場跡地にエントツや倉庫をそのままに赤い集合住宅を造り上げました。

東京銀座にボフィルの「赤」は資生堂会長福原さんのたっての頼みであったのかもしれません。

ボフィル5

もちろんボフィルの代表作は映画「未来世紀ブラジル」のロケ地として有名なパリの集合住宅。

3ボフィル

旅の終わりの圧巻は、街全体をギリシャローマ様式で造り替えた南フランスモンペリエの都市再開発の徹底ぶりでした。

ボフィル4

ボフィルの重厚な設計スタイルは、軽く柔らかなデザインが主流の現代では少し時代遅れの感がありますが、一時代の寵児であったボフィルを懐かしむのもよいでしょう。