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ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕やはり読みづらい翻訳

ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕

ル・カレの著作を流麗に翻訳されてきた村上博基さんの訳。

どうしちゃったんだろう、ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕はやはり読みづらい。

映画「裏切りのサーカス」の公開に合わせて大急ぎのやっつけ仕事だったんでしょうか。

多くの人が言っているように、翻訳のお仕事も「心ここにあらず」だとこんな不手際が起きるのでしょう。

どんな名作も翻訳者次第で原作者を殺すこともできるという例として、歴史にその名をとどめました。

旧約で違和感なく読んできたル・カレファンにはつらい出来事でした。