競馬「天皇賞」
競馬は「書斎の競馬」ほど楽しみます。
149回天皇賞は大方の予想を外してフェノーメノが勝利しました。
競馬の予想記事ほど反省のない無責任なものはありませんが、一方
それでも競馬担当記者の仕事はジャーナリズムの中できれいで楽しいものでしょう。
そんな雰囲気を味わえる映画があります。
映画「セクレタリアト 奇跡のサラブレッド」は1973年にアメリカで3冠を獲得した競走馬セクレタリアトの馬主ヘレン・チェナリーの半生をダイアン・レイン主演で映画化した伝記ドラマでした。
確かにセクレタリアトの成績をみますと、今日でも破られていない記録があり「奇跡のサラブレッド」と呼ぶにふさわしいものです。
日本でいえばディープインパクトのような名馬でしょう。春の天皇賞レコード3分13秒4はまだ破られいません。
驚くのは、まずこれがディズニィ映画であること、さらにあの「ナインハーフ」のダイアン・レインが色気抜きの主婦役で演じたことでした。
競馬映画は成功しません、やはり競馬のリアリティが表現できないことにあるのでしょうし、金銭のからむ博打の興奮こそが競馬の醍醐味であることはやむを得ません。