「ウッドストック行最終バス」モース警部登場の第一作
ウッドストック行最終バス (ハヤカワ・ミステリ文庫) (1988/11) コリン デクスター 商品詳細を見る |
「夕闇の迫るオックスフォード。
なかなか来ないウッドストック行きのバスに痺れを切らして、二人の娘がヒッチハイクを始めた。
その晩、娘の一人が死体となって発見された。
もう一人の娘はどこに消えたのか、なぜ名乗り出ないのか?」
ミステリー好きのイギリスの読者は、この変人モース警部とルイス巡査部長の登場をどう迎えたのでしょうか。
本格推理小説としては思いがけない展開、こんなことでいいんだろうか、あと二三作様子をみないとなんとも・・・
しかしおもしろい!
コリン・デクスターの長編ミステリーの第一作目、周到に準備されたプロットは読者に決して犯人がわからない。
モースの愛車はランチヤ、テレビドラマではジャガーになっているがそれほどの高給取りではあるまい。